勤務先に「誇り」「愛着」ある人は約半数
コラム
2018/06/01
人材サービスのアデコ株式会社が昨年秋に実施した「従業員エンゲージメント」に関するアンケートで、「会社に対する誇りや愛着がある」と回答した人は、全体の47.5%と約半数に上りました。
※「従業員エンゲージメント」とは、会社のビジョンや目標達成に向けての自発的な貢献意欲のこと。従業員が組織や仕事に高い誇りと愛着を持ち、やらされるのではなく自発的に貢献したいと思っている状態です。
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経営層のリーダーシップ 評価低く
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誇りや愛着を持っている理由として最も多かったのは「仕事に社会的な意義を感じている」から(47.4%)でした。
2位の「雇用が安定している」(29.1%)と、3位の「ワークライフのバランスと柔軟性がある」(26.1%)を大きく引き離しており、仕事そのものに意義を見出す傾向にあると言えるでしょう。
一方、「経営理念に共感できる」は2割に満たず、「直属の上司が適切に評価・指導してくれる」が約1割、「経営層に優れたリーダーシップがある」に至っては1割にも満たず、経営層のリーダーシップがエンゲージメント向上にはつながっていない傾向が見られました。
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「期待以上の仕事がしたい」約半数
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また、「求められる以上の仕事がしたいか」という問いに対して、「非常にそう思う」「そう思う」の合計は46.0%で、「あまり思わない」「まったく思わない」の合計13.7%を大きく上回っています。しかし、「どちらともいえない」と回答した人も4割近くいました。
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友人に薦めるほどではない
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勤務先の会社を「就職・転職先として友人に薦めたいか」という設問に対し、「非常にそう思う」「そう思う」の合計は2割と最も少なく、「あまり思わない」「まったく思わない」の合計が約3割、最も多い回答は「どちらともいえない」となりました。
半数近くの人が自社への愛着を持っている割に、友人に薦めるほどではないようです。
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